薪の箱詰め作業がひと段落したので、1月中旬くらいから今度はしいたけ原木用の木(コナラ)を注文分の2000本準備を始めました。
現場では、コナラ以外にも、アカメガシワ・ホオノキ・エノキ・ムクノキ・ノグルミ・クリなど色んな木を切っています。これらの木々を伐採しても切り株から芽が出てきて、雑木林の若返りを図ることができます。このことを「萌芽更新」と言います。昔は、薪や炭をこの方法で調達していたようです。昔の先人が繰り返してきたそのリズムを受け継いで私たちは活動しています。しかし、我々が切っているのも五名の山の100分の1にも満たないのが現状です。今、薪ストーブやキャンプブームで薪の需要が高まっています。ブームで終わらず定着すれば薪で商売する方や薪用の原木を売って収入にされる方も増えてくると思います。そうすれば、山の価値も見直されて、持続可能な里山管理も進んでいくのかな、と思います。
だいぶ脱線しましたが、雑木の特徴を生かして薪・炭・きのこ用原木・木工などに振り分けて、より適材適所に利用していきたいと思っています。というわけで、今年から本格的に《なめこ・きくらげ・まいたけ・ひらたけ》などキノコを育てたい方や木工用に木が欲しい方を募集しています。春までにご連絡いただけたらと思います。よろしくお願い致します。